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2011年2月 9日 (水)

龍宮逸話

他に目にしたもの、私個人が思い出深いものもたくさんございますが、とりあえず先に進みませんと例により寄り道ばかり多くなってしまい、また女性霊特有の何が言いたいのか良く分からなくなってしまいますでしょうから話を進めましょう。

目の前には館の玄関がございます。私が言いますのもどうかと思いますが、鮮やかな赤と言うのではなく何とも落ち着きがあると申しますか、品の感じられる朱塗りで所々に金粉のちりばめられたどうどうとした玄関を入りますと、

―その玄関といいますのもどの位でしょうか、かなり広い、玄関の屋根と言いますのは鳥居のような形状と申しますか、何でございましょう、よく「御殿」とよばれておりますような、日本式というよりは曲線的で、そうですね、日本でありましたら飛鳥、奈良、平安にかかるような中国式と申しましょうか、そのような感じでございます。―

懐かしい、可愛らしい少女が出迎えてくれるのでございます。

ここにきて初めて私は帰ってきたのだ、と実感するのでございます。それは、本当にそうなってしまうからであります。

それはいつもと変わらぬ会話から始まります。

「ただ今もどりました。」と私が言いますと、その少女は普段と何の変わりもなく、これといって大変感激というものも伴わず

「御帰りさないませ。」と言いますので、こちらも自然といつもどおりと変わらぬ感じになってしまうのでございましょう。

この娘は、一度も三次元にはでていない娘で、永い年月この「龍宮界」で育ちましたので、私の娘のような存在とでも申しましょうか、この娘の他にも何人もこのように三次元に生まれていない娘もたくさんおりますが、

この娘は「麗」といい、もう一人の娘「凛」とともに私の館では一番古い方の御霊でありまして、主に来客などの対応をしております。

「麗」は色白でいつも赤い中国風の着物を好んで着ております。そうですね、人間でいいますとどの位に観えますでしょうか、十三くらいでしょうか、「凛」は色白ではありませんが、淡い桃色の似合う十一、十二といった子供でありますね。そのような感じでありましょう。

が、人間の子供とは印象が多きく違いますのは古い御霊ゆえ何か、見透かされているような感じを受けるのではないでしょうか。

ですから、人によっては、「麗」も「凛」も十七、八くらいと思われる御方もおりますし、その印象は様々なようでございます。

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