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2011年2月21日 (月)

龍宮逸話

さて、こういった具合で初めていつもの感じを御互いの間に取り戻したところで、私も広い玄関からそそくさと奥にあります私の部屋へ参ります。

こんな事が今までに何度有ったことでありましょうか、肉体を持っております私が帰る度にこのような感じになってしまいます。

が、これも仕方のない事なのでございます。つまりは、私がこの様な形で三次元に参りました事も未だかつてありませんので、彼女達乙姫達も良く理解できていないという事があるのです。

私は、と言いますか「龍宮界」におります私というのはどう説明致しましょうか、そのままの姿、これも表現が難しいのでありますが、居る訳であります。そして、その半分の御霊を持って三次元に肉体を持っておりますのが現世肉体の私という事なのでありますが、この辺のところが皆さんも同じようにどう理解したらよいか分からなくなってしまいますでしょう。

麗や凛はその辺りのところが一度も三次元にうまれていないという事も手伝ってさらに適当な事として理解が出来ていないと云えるかもしれません。

ただ、最後には、御霊が「玉依」である事が分かりますから、彼女達は御霊本来を観ますから、私を私と認めるのです。三次元現世に肉体を持っている何やら怪しい気、ニオイですか、それを感じるので、多少の混乱を毎回してしまうのですね。まあ、警戒心というものでございますね。そういう事であります。

さあ、玄関の両脇に置かれている狛犬ならぬ龍の阿吽は大きく呼吸でもしているかのように生き生きと美しい金色に輝いておりました。さらにその中央には、きっと誰かに頂いたのでしょう、大きな紅葉の赤々とした葉と、これまた大きな銀杏の黄色の葉が、まるで秋紅葉の頃の小さな山のように置かれております。

きっと何か山岳系の御方か、こういった御土産を持ってきてくださる山伏の御方が参られたのに違いありません。だいたいにおいて、こういった御花でないもので、それでいて風流と申しますか素朴な美を御持ち御方は決まっております。

そういえば、現世での季節もそろそろ夏も終わる頃の事でありました。奥の私のところに来客があるという、私の部屋の前まで例によって、表現は未熟でありますが、本当に滑るようにやって参りました。

来客中といえども私の半分の御霊がおりますから、何と申しましょうか静かに戸を開けまして静かにもう半分のと云いますか、あちらの「玉依」の隣に座ってこの時の訪問者と挨拶と相成りました。

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