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2014年5月23日 (金)

気づかぬ潜在意識

『……こういう潜在意識の事について話がある。
 ──あるとき二人の友人がおった。そのうち一人があるとき酒に酔うたあげく、片一方の人間をボロクソに云うた。その云われた一人は恥をかかされたから非常に怒って、今にもなぐり倒そうと思ったのだが、その友が「酒に酔ってすまん事云うがた許してくれ」と地べたにへたり込んで悪かった悪かったと拝み倒して頼んだのでこっちも腹は立ったが、その時は直って、仲直りの後の二人は親友もただならぬほどの親しい仲となってしまった。


ちょうど男同志の夫婦みたいに仲良くなったのや、人から見ても羨ましいほど仲のよい親友になってしもうた。ところがある時、その悪口云うた友人が何かの事件を起こしてその許した男が証人に立たんならん事になった。だからその男は、友人の助かるように弁護してやろうと思ったのや。その男の云い方一つで助かりもすれば罪にもなる、生殺与奪の権を握っているのだから……その日になっていよいよ弁護する事になった。ところが自分が云ってやろうと思った事は一つも云えずに、腹の中から自然に男の不利な証言ばかりが出て来てベラベラ云ってしまった。──



つまりそれは何故かと云えばケンカした時、この野郎と思った、くやしい感情が表面は仲良くなったように見えたけれど潜在意識となってそれが知らず知らずの間に口をついて出てしまったのや。ああこんな証言は云うまいと思ったが自然に腹の中から声が出た。そして青年を罪におとしてしまった。つまり、それが潜在意識なのや。  人を残念がらしたりする事はこわい事やで……。
人を恨ませる事はとても悪い事や。人を憎んだり、苦しめたりする事は一番悪い。いわゆる守護神が覚えているのだから、なんぼ仲良くしておってもいつか仇を打つのや、本人は直っておっても腹の霊が承知しないのだから……喧嘩したらいくら後で仲良うしても忘れぬものや、表面仲良う見えるけれど、どうしても腹が承知しない。ワシらでもそうや。一遍ワシらにそむいて神様から離れて行ったような人間は何ほど改心して神様の所へ戻って来ても、前のようにこちらは温かい心持ちがどうしても出ん。一遍背いたら、なんぼ神心のようになってもあかん。それだけの事はどうしても報うてくるからな。』



       出口王仁三郎





上記はご生前の王仁三郎師の御言葉であります。大本の信徒の方であれば一度はお読みに、あるいはお聞きになったことがおありであると思います。



強烈な感情を伴う想念は必ず、自身の潜在意識に種が蒔かれるのです。一旦蒔かれた種は何もしなければ、やがて自分の表面意識で意識しなくても、知らず知らずのうちに成長してしまうのです。これが潜在意識のコワさでもありますが、これを良い種に変えていけば、自身が望む方向へと、流行りの引き寄せの法則でしょうか、それが現象として現れてくるようにもなります。


今日ここで申し上げたいのは、わたしたちには心のクセと言いますか、心のある傾向性がみなさんにおありと思います。御霊のアセンションのためにはこの心のクセを直すことが大切になります。何かに拘りやすい、すぐに取り越し苦労をしてしまう、すぐにカッとなってしまう、何かにつけ人を猜疑心の眼で見てしまう、人によっていろいろだと思います。

よく、ご相談が参りますが、職場の対人関係で嫌な人がいます、どうしたらいいですか、もうあの人とはやってはいけない、離婚を考えているのですが、
どうして私だけ、返済しても返済しても次々に借金が出てくるのでしょうか、いろんなご相談内容がございますが、
そこで共通していることは、眼の前に現れている現象だけに囚われて、それが自身の心の内で育った種の結果であるということに気づかないことなのです。この種は過去世から続いているものだってあります。それをカルマと言う言葉でいうこともあります。
職場の対人関係で苦労した、だからそこを辞めて、新しい職場に転職した、最初の数年間はああ~良かったと精神的にも安定していたところが数年経てばまた同じパターンの問題が出てくる、離婚した、ああ~すっきりした、そして再婚してやっと自分も幸福になれたと思ったのにこの人も前の人と同じじゃないかとまた同じ問題を抱え込む、やっと借金を苦労して返済したと思ったらまた借金して新事業に打って出たところが時期が悪かった、あの銀行の言うことが間違っていた、政府の政策が悪いだと環境のせいにする、そういう同じパターンを繰り返す人達がまありにも多すぎます。そしてそれに気づかない人達があまりにも多すぎます。


こういう悪循環に陥っている時こそ、その人の課題が出てきている時であるのです。その時に結果として出てしまっているその問題に囚われるのではなく、内に原因があると知って頂きたいのです。そして自分の心のクセはどういうところにあるのか、それを探り当てて頂きたいのです。こういうところへご相談にお見えになる方々は、何とかしたいと思っていろいろな霊能者や占い師のところをハシゴしているはずです。でもどうでしょうか?解決しましたか?
していないはずです。



わたしは、そういう人達にその人の立場から同情し、貴女は悪くない、世の中が悪い、あの人が悪いと言って慰めお飾りをつけてお話などは致しません。

なぜなら、心の傾向性を変えられるのは貴女ご自身だからです。
まず、それを認め気づくところから始めないといけません。気づいて自分の心のクセを直していこうと決意しないといけません、そうではなくて、何とかこの問題を解決してくださいイエス様、神様、仏様といくら唱えても、何も変わりません。こういう時に祈りなど通用しないと知ってください。


この心のクセを直す!という決意を強く持ってください。そう決意した時にはご自身の御霊の一部である守護霊という存在や貴女にご縁のある御神霊がやっと自分たちの仕事が出来ると喜んで協力してくれるようになるのです。それは目には見えないし感じることが出来ないかもしれないけれども、しかしそれが真実なのです!


また、いろいろとお勉強されている方には数十年も経った心の傾向性を変えていくのに同じくらいの年数をかけないといけないと思っている人もいるかもしれません、そう思いこんでいる人にはそれだけの年数がかかることもあるかもしれません。なぜなら言い換えれば貴女がそうしたいからという解釈になるからです。ところがほんのわずかな期間で変えて行ける人達だっているのです。
例えて言えば、数十年経過したビンの蓋を開ける時というのは、最初はいろいろ試みてもなかなかあけれないこともあります。途中で心が折れそうになることだってあるかもしれません。しかし、いろいろとやっているうちになぜか開くんです。では、ビンの蓋が開いたけれども、このビンは数十年間も閉まった状態だったので、中が見えるくらい明るくなってくるのに数十年かかるのか、というばそんなことないですね、開いた瞬間から中が見えるだけの光は差すのです。
谷口雅春師が仰られている通りなのです。


ですから、ちょっとしたコツを覚えるまでは悶々とするかもしれませんが、その時こそ、意識してください。自分には守護霊がいる、御神霊がついて下さっていることを。気づき、それをなんとか乗り越えようとする者に必ず協力してくださる存在があるのです。それをよくよく覚えておいてください。

こういった問題については今後も取り上げて御霊をアセンションしていくための指針として、また自身に与えられた課題を乗り越えるために角度を変えて参考になるようなものを出して参りたいと考えております。





        出雲 拝







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